子育てグリーン住宅支援事業で断熱等級6
今後の物価高騰の影響を受けやすい子育て世帯などに対してZEH水準を大きく上回る省エネ住宅として「子育てグリーン住宅支援事業」が始まっています。
GX志向型住宅では160万円/戸と、これまでの長期優良住宅の100万円/戸以上の補助額となっています。
着目すべきは、性能要件です。
①断熱等性能等級「6以上」
②再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率「35%以上」
③再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率「100%以上」
とかなりの高性能です。
ZEH+基準の見直しに加え、今回の断熱等級も6以上となり、今後は断熱等性能等級6以上が標準になってくることが見ええきます。
子育てグリーン住宅支援事業の概要は国交省のこちらのHPから確認できます。
子育てグリーン住宅支援事業のホームぺージ(国交省)はこちらから
日本のGX(グリーントランスフォーメーション)政策(経産省)の概要はこちらから
※令和6年11月22日(令和6年度経済対策の閣議決定日)以降に、基礎工事より後の工程の工事に着手するものが対象。
子育てグリーン住宅支援事業は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、
新築住宅について、エネルギー価格などの物価高騰の影響を特に受けやすい子育て世帯などに対して、
「ZEH水準を大きく上回る省エネ住宅」の導入や、
2030年度までの「新築住宅のZEH基準の水準の省エネルギー性能確保」の義務化に向けた裾野の広い支援を行うとともに、
既存住宅について、省エネ改修等への支援を行う事業です。