【章トビラ 課題4-3】敷地周辺の7月下旬の平均外気温、室温28℃のとき、窓面積1㎡あたりの熱損失量はいくらでしょう

ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
ーーーーーーーーーーーーーー

今回は、岐阜県立森林文化アカデミーのある美濃市で、課題4-1で求めた開口部の熱貫流率U値1.19W/㎡K(方法4)の値で計算します。

美濃市の気象データを確認します。(31ページ、課題2-1参照)

美濃市の旬ごとの平年値を見ると7月下旬の平均気温は26.9℃です。

室温28℃の時は、1.1℃の温度差(1.1K差と同義)で、外気の方が涼しくなります。

熱損失量は、

U値1.19W/㎡K ✕ 1.1K ✕ 1㎡ =1.31W

となり、ほんの少し外気に熱が逃げて行っています。

夏は室内と室外の温度差が冬ほど大きくないので、熱貫流による熱移動は少な目です。

ーーーーーーーーーーーーーー
ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
ぜんぶ絵でわかる7エコハウス

この連載のアーカイブはこちらから