【章トビラ 課題5-2】床の熱貫流率U値を計算しましょう

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本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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床の熱貫流率U値を計算してみます。

今回の床構成は、現在検討している物件から持ってきました。
フェノバボードを大引き間に充填しています。

構造用合板と気密層を確保しています。

付録の「環境デザインサポートツール」のエクセルを使用して計算します。

今回、熱橋仕様は大引き間なので、剛床工法を選択してます。

今回の仕様では、熱貫流率U値0.27W/㎡Kです。

 

床の仕様目安(108ページ)を確認すると、等級5、6は0.34W/㎡K、等級7は0.13W/㎡Kなので、等級6と7の中間で等級6寄りの性能です。

床の表面温度も計算されています。119ページに計算の方法を記載しています。
室温20℃、床下外気温8℃の場合、19.5℃とかなり室温に近づいています。

226ページに不快に感じない目安を記載しています。床は19.2℃以上が目安のなので、この室内表面温度で冷たさを感じる人は少ないでしょう。

最終的は外皮平均熱貫流率UA値は建物形状や窓面積割合などでも変化しますので、参考程度に見ておきます。

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