【章トビラ 課題5-2】開口部の熱貫流率U値を計算しましょう
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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開口部の熱貫流率U値を「環境デザインサポートツール」のエクセルを使用して計算します。
今回は章トビラ 課題4-1で求めた値を用います。
仕様はLIXILの「ハイブリッド窓TW」トリプルガラス(クリプトンガス10mm入り)ダブルLowEをメインの開口部(引き違い窓W1690mm、H2230mm)
求める方法は4種類です。
方法1表から求める 熱貫流率U値 2.15W/㎡K
方法2簡易計算法 熱貫流率U値 1.95W/㎡K
方法3ポータルサイト 熱貫流率U値 1.25W/㎡K
方法4自己適合宣言書 熱貫流率U値 1.19W/㎡K
今回は、最も性能が良かった方法4自己適合宣言書の値を用います。
エクセルでは、ネットから自己適合宣言書の値を見つけて、直接、数値を入力するだけです。
開口部の仕様目安(83ページ)を確認すると、等級5は3.49W/㎡K、等級6は1.90W/㎡K、等級5は1.30W/㎡Kなので、等級7相当になります。
開口部の表面温度も計算されています。119ページに計算の方法を記載しています。
室温20℃、外気温2.9℃の場合、17.8℃とかなり室温に近づいています。
226ページに不快に感じない目安を記載しています。開口部は9.4℃以上が目安のなので、この室内表面温度で冷たさを感じる人は少ないでしょう。
最終的は外皮平均熱貫流率UA値は建物形状や窓面積割合などでも変化しますので、参考程度に見ておきます。
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