【章トビラ 課題1-4】温熱環境を記録し、その時の感想を書き込みましょう
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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温湿度計と記録用紙(メモ用紙)を計測したい部屋に置いて、気が付いたときに、メモしていきましょう。
健康に影響するトイレや洗面所(暖房をつけていない部屋)や滞在時間が長いリビング(在室時に暖房をつけている部屋)あたりに置くのがおすすめです。
できれば放射温度計(ネットで2000円くらい)もあると壁や床の表面温度も計測できるので便利です。
というのも、人が感じる体感温度は、室温と放射温度(の平均)を足して2で割ったものだからです。
また、放射温度は、各部位の断熱性能が大きく影響しています。
メモは、下記のように書き込みシートを作ってもよいですし、単にメモ用紙でも構いません。
夏と冬の厳しい期間の実測ができたら、家族で結果を話し合ってみましょう。
家族間での服装や感想の違いや、リビングの夜に暖房を消して明け方何℃まで下がっているか、トイレの平均気温はどのくらいか、表面温度と室温の違いなど、気が付いたことが出てくるはずです。
温湿度データロガーを用いた計測方法は230ページに記載していますが、その時々の感想を直に感じられる今回のローテクの計測は非常に有効です。
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