【章トビラ 課題6-13】家電・調理を含めたリアル・ゼロエネルギー住宅を計算上で実現してみましょう
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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【章トビラ 課題6-11】で計算したエネルギー消費量をリアル・ゼロエネルギー住宅にしていきます。
リアルZEHを目指すには、まずは省エネを頑張ります。そのうえで、使用するエネルギー以上の発電量量を載せる順番で考えます。
【課題6-11】の計算結果を確認します。
省エネ住宅を作って5kWの太陽光の載せています。
エネルギー消費量は、68,210MJで、総発電量は54,515MJとリアルZEHには届いていません。
まずは【課題6-12】で検討した工夫を入れたり家電の省エネも考えて、消費エネルギーを減らすことを考えます。
今回は給湯の節湯浴槽(150L)を採用し、加えて家電の見直しを行います。
・冷蔵庫を省エネタイプに変更 年間消費電力量 270lWh/年
・テレビは設置しない
・洗濯機を省エネタイプに変更 標準コース 43Wh
・電気ケトルは設置しない
としました。
もともとの家電のエネルギー消費量は16,985MJでしたが、上記の家電によって9,548MJと、7,437MJの削減(約3万円削減)となりました。
上記の変更で、エネルギー消費量 54,945MJ、総発電量 54,515MJとなり、
太陽光発電5kWのままで、ぎりぎりですがリアルZEHとなりました。
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