【章トビラ 課題6-17】これまで整理した気象、地域、暮らしの分析とプランニングに説明を加えてプレゼンテーション用の資料にまとめてみましょう

ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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これまでのデータを整理して、プレゼン資料にまとめてみましょう。

どのようなプレゼン資料が良いかは、住まい手の性格や雰囲気に合わせて内容を考えていきます。

以前まとめたプレゼン時の資料を見返してみると、図面(平面図、立面図、断面図)、模型、予算書、スケジュールのいつもの4点セットに加え、計画の説明書を付けていました。

プレゼン時に計画のポイントを丁寧に説明しますが、後から見返したときに、なぜこうなっていたんだっけ?となったときに読み返せるように、計画のコンセプトを書いた平面図も付けていました。

さらに、計画の根底となった分析もまとめています。

資料の内容を見ると、以下の通りでした。

1.気象条件の整理
2.地域環境の整理
3.敷地の分析
4.住まい方の分析
5.計画の方向性の検討
6.プランニング コンセプト
7.計画説明
8.性能説明
9.参考資料

こういった説明を特に好まれる方だったので40ページもありました。

住まい手を見ながら、分析や性能は基本設計者に任せていただいて暮らしをイメージする方に重点を置いた方がよい方、逆に定量的に理詰めで計画自体も説明するのを好まれる方、資料を用意しすぎず気楽な話の中に性能や計画を織り交ぜながら説明する方が良い方など様々です。

次回のプレゼン時に、これまでの定番資料に加え、本書の内容もヒントに新しい説明も追加してみてください。

 

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