【章トビラ 課題7-3】既存建物のエネルギー性能を予測し、計算してみましょう

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本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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温熱性能と設備の状況からエネルギー性能を計算してみましょう。

UA値は3.47W/㎡、ηAC値は8.9、ηAHは11.7でした。(外皮面積230.69㎡)

設備は、暖冷房設備ナシ、計画換気設備ナシ、従来型ガス給湯器、照明設備蛍光灯のみ、テレビとケトルナシとして自立循環型住宅のWEBプログラムに入力して計算します。

計算結果は、254,974MJです。

無断熱のため、省エネ基準値に比べて暖房や冷房が圧倒的に多くなっています。ただ実際は、こんなに暖房をつけることはなく我慢して過ごすことが多いでしょう。

その他のエネルギーを見ていくと、
換気は24時間換気がないため、局所換気のみの値で小さくなっています。
給湯は標準値とあまり変わりません。暖房が大きすぎて目立ちませんが、温熱性能を強化してくるとこの給湯が非常に大きく目立ってきます。
照明も少なくなっています。標準値は白熱灯併用の値のためです。
家電はテレビやケトル分がなく小さくなっています。

これらの計算結果からも、暖房エネルギーをどう減らしていくかが大切であることが見えてきます。

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