【章トビラ 課題7-9】暮らし方のアドバイスを考えてみましょう
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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【章トビラ 課題7-7】や【章トビラ 課題7-8】で温熱環境やエネルギーの実測を見てきました。
建物性能としては、やはり実験的に性能を弱めた部分(開口部や屋根の断熱)が悪さをして室内環境の変動が大きくなっています。可能であれば建物の一部改修を進めたいものです。
暮らし方での対策としては、
夏期は天井扇があるとはいえ35℃近くまで上がっているのが健康を害するリスクがある(P100参照)ため、冷房をかけるのが良いでしょう。高くても32℃以下くらいに抑えたいものです。
一方、冬期は、明け方の気温が10℃を下回っているため、こちらも薪ストーブやエアコン暖房で室温を維持することが望ましいでしょう。
上下温度差も大きいため、天井扇を上向き運転し、温度ムラをなくすことを行うこともいいでしょう。
エネルギー消費量については、かなり抑えられているため、このままでよいでしょう。夏期、冬期に暖冷房を使用してもタイマー設定で運転時間を限定すれば、そこまで大きな増加にはならないでしょう。
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