【章トビラ 課題2-1】計画地の省エネ地域区分を調べてみましょう

ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」の各章扉に出した課題の考え方や答えを綴るブログです。
本を手元に置いて、自分でも課題を考えてみてください。
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岐阜県立 森林文化アカデミーのある美濃市の省エネ地域区分を調べてみましょう。

29ページの欄外に記載した※2の建築研究所の省エネ基準の特設ページに入ります。

1.建築研究所のHPにアクセスします。

2.トップページを下にスクロールして、特設ページの省エネ基準のアイコンをクリックして入ります。

3.省エネ基準の特設ページに入ったら「4.2 技術情報」に行きます。(下にスクロールしていっても見つかります)

4.技術情報の現行版をクリックして技術情報のページに入ります。

5.第十一章その他 第二節 データ「地域の区分・年間の日射地域区分・暖房期の日射地域区分」をクリックすると、地域区分データがダウンロードされます。

6.ダウンロードした圧縮ファイルを解凍すると、CSV形式のファイルが出てきます。
エクセルなどの表計算シフトで開くと、地域の区分などの一覧が表示されます。

全国の2000を超えるすべての市町村がまとめられています。

岐阜県美濃市はというと989行目にありました。

7.省エネ地域区分を確認する。(1~8地域はA1~A5区分の見方は28ページ参照)

美濃市の

地域の区分は5地域・・・東京や大阪の6地域と比べて少し寒さがある地域

年間日射地域区分はA4区分・・・太陽光発電や太陽熱温水器に影響する年間日射量は平均A3寄り少し多めの地域

暖房期日射地域区分はH3区分・・・暖房期の日射量は標準的な地域

と読み取れます。

つまり、暖房期の気温は少し寒めだが、日射量は普通にあるので、断熱で逃がさないようしつつ、日射を取り込むことで暖かい住まいを計画しやすそうな地域です。また年間日射量は少し多めなので、太陽光発電を有効に活用(199ページ参照)しやすそうな地域です。

計画地の市町村の省エネ地域区分を読み取ることで、ざっくりとした方針を考える手助けになります。

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