一目でわかる露点温度
生活温度域の気温と相対湿度から露点温度(結露が始まる温度)を一目でわかる表を作成しました。
例えば22℃、40%で暮らしていると、露点温度は7.8℃ですが、50%まで加湿すると露点温度は11℃になり、ペアガラスでも怪しくなってきます。
一方、少し低めの30%では、ほとんどが10℃以下で、結露を起こしにくいことが分かります。
表面温度が何℃になるかは、「環境デザインサポートツール」で簡単に計算できます。
表面温度を15℃程度維持できれば、よほど結露を起こすことはないでしょう。
表面温度の実測は数千円で購入できる放射温度計や高いですがサーモカメラでできます。
過剰な加湿や加温は結露を発生させカビのリスクにつながります。
一方で過乾燥は口腔粘膜の乾燥によりウイルスなどの侵入リスクが上がりますので注意が必要です。
ただ、掃除をしっかり行うことでダストを減らし、ダストに付着して浮遊するウイルスを減らすことにもつながります。
近年はロボット掃除機も普及し始めましたので、うまく利用すると楽になります。
適度な温湿度で暮らすことが健康にとって大切です。
「ぜんぶ絵でわかる エコハウス」に心地よいエコハウスのつくり方をまとめていますので参考にしてください。