うめきた公園 大屋根施設(大阪府)SANNA設計

建物名 グラングリーン大阪 うめきた公園 大屋根施設 住所 大阪府大阪市北区大深町5番 グラングリーン大阪 サウスパーク内
設計者 妹島和世+西沢立衛 / SANAA 施工者 うめきた2期共同企業体(竹中工務店・大林組)
建築年 2024年竣工 訪問日 2026/4/19

JR大阪駅の「うめきた地下口」を抜けると、目の前に広がる圧倒的な開放感。かつての貨物ヤード跡地に誕生した「グラングリーン大阪」のサウスパークで、ひと際異彩を放ちながらも風景に溶け込んでいるのが、建築家ユニットSANAAによる「大屋根」だ。

なら100年会館が重量感のある「船」だとしたら、こちらは都市の海に浮かぶ、薄く軽やかな「雲」のような建築だった。

うめきた公園のランドスケープと呼応するように、南北におよそ120m連なる3つの屋根が、緩やかな起伏を描きながら空間を包み込んでいる。 特筆すべきは、その「低さ」と「連続性」だ。

建物は最大3mの高低差がある公園の地形に合わせ、高さを抑えつつ水平に広がっている。大きく伸びた軒は、内と外の境界を曖昧にし、公園を訪れる人々を自然に屋根の下へと招き入れる「巨大な縁側」のような役割を果たしていた。

隣接する安藤忠雄氏の「VS.」が地下に潜り込み「内省的」な体験を提供するのに対し、SANAAの大屋根は都市の風や光をそのまま取り込み、人々の営みを肯定する「開放的」な舞台として機能していた。
休日に訪れたがものすごい人でごった返していた。

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