環境デザインサポートツールで出来ること

敷地の気候状況を概観できる

①概要シートで都道府県、市町村を選択するだけで、地域区分、年間日射量区分、最寒月の平均気温などが表示される。

外皮平均貫流熱損失UA値が計算できる

①概要~⑧熱損失計算シートに、各部位の仕様や面積など必要な情報を入力することで、⑨熱損失結果シートにUA値等の計算結果が表示される。仕様変更も数字を調整するだけで簡単に行える。

外皮平均日射熱取得率ηA値が計算できる

UA値計算に加え、⑩日射取得計算シートに、遮蔽物と庇を入力することで⑪日射取得結果シートに、計算結果が表示される。

室温予測シミュレーションができる

外皮平均熱貫流率UA値と外皮平均日射熱取得率ηA値の計算結果から⑮、⑯室温予測シートでに3日間の室温予測が表示される。日射量や暖冷房設備、熱容量など各種設定を変更し検討できる。

結露の危険度判定ができる

⑫結露計算シートに部位仕様を入力することで、防露判定や躯体内の温度分布が計算できる。

漏気量(隙間風)の確認ができる

⑰漏気量計算に、立地状況や相当隙間面積(C値)を入力することで、漏気量の確認ができる。

熱収支の計算ができる

⑭熱収支結果シートに日射量の多寡や気温差による熱損失と熱取得の結果が表示される。

躯体の室内表面温度が計算できる

②屋根仕様、③壁仕様、④床仕様、⑥開口部仕様の熱貫流率U値の計算を行うと、①概要で設定した外気温と室温から定常状態での表面温度が計算される。

暖冷房負荷の簡易計算ができる

⑬暖冷房負荷シートに内外温湿度や日射量等を設定すると暖冷房負荷が計算され、暖冷房設備の容量決定に目安にできる。

非暖房室の室温予測(温度差係数の計算)ができる

⑲温度差係数シートに入力を行うと間仕切を介した温度差係数が計算され、隣室の室温が計算される。

事前に性能検討を行うことができる

㉒断熱検討シートで設定を変更すると、目標となるUA値等が計算される。(HEAT20の計算に基づく)

熱容量の計算ができる

⑳熱容量シートに仕様と面積を入力すると、蓄熱容量が計算できる。

通風性能の確認ができる

㉑通風性能シートに床面積や開口部面積等を入力することで、換気回数が計算できる。

その他、熱交換換気の想定や等の損得計算、S造・RC造・CLT造の線熱貫流率Ψ値の計算、区画熱損失係数、エアコンの実測COP算定など多数のツールがまとったツールとなっている。