昼光利用は高いところからが基本(心地よいエコハウスのつくり方14)
昼光利用のための窓は高い位置が理想的です。これには4つの理由があります。
高い位置からの光は室内の均斉度が増し、
視野からズレて眩しさを軽減してくれます。
また、外部の視線が入りにくくプライバシーの確保が容易で、
さらに近隣の建物の影響を受けにくいからです。
光は反射して拡散していきます。
いろいろな方向から取り入れたり、表面の反射率の高い素材や色で拡散させましょう。
窓には、採光、熱取得、断熱、通風、視認、通行の主に6つの機能が求められます。
例えば、採光と熱取得、通行の機能を持たせるには、通行の機能から掃き出し開口部で、日当たりが良ければ採光、熱取得からも大きな開口部がよさそうです。しかも熱を逃がさないように高断熱な開口部が重要です。
窓は6つの機能で考えて最適化しましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーこの連載は全30回の予定で、月、水、金の20時の更新を予定
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」のエッセンスを抜き出した連載ブログです。
この連載「心地よいエコハウスのつくり方」のアーカイブはこちらから
-
前の記事
通風は入口と出口のデザイン(心地よいエコハウスのつくり方13) 2024.04.15
-
次の記事
建物形状で有利不利がある(心地よいエコハウスのつくり方15) 2024.04.19