最低でも5案は作って検討する(心地よいエコハウスのつくり方16)
私のプランニングの計画初期段階は、時間(30分程度が多い)を決めて、ひたすらいくつもの案を作ります。
煮詰まっても、だらだら引きずらないことがコツです。
少しずつ視点を変えて(2階リビングにしたり、通風にこだわってみたり・・・)計画すると、それぞれの良し悪しが整理され、新しい可能性がひらめきます。
5~10案くらい出そろったら第2段階。
一番気に入った案をベースにじっくり煮詰めていきます。
ボツ案も含め、住まい手の暮らしをイメージしているため、水廻り構成はA案、吹き抜けと寝室の関係はB案というように、これまでの案がつながっていきます。
ある時、全てがピタッとはまる瞬間があります。
これしかない!と感じたらプランニングが完成です。
大切なのは、住まい手から読み取った暮らしが実現されていることです。
計画のチェックリストも参考にしてください。
ーーーーーーーーーーーーーーこの連載は全30回の予定で、月、水、金の20時の更新を予定
「ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス(エクスナレッジ)」のエッセンスを抜き出した連載ブログです。
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