気密性能で上下温度差をなくす(心地よいエコハウスのつくり方19)
気密性能の目的は大きく3つです。
1上下温度差の軽減と、2計画換気の実現、3隙間風の防止です。
特に心地よさに大きく影響する上下温度差は断熱だけでは解決できない課題です。
暖かい空気は部屋の上部に集まりますが、気密性能が悪いと天井付近から漏れ出てしまいます。
そうすると、床付近から冷たい外気が入り足元が冷え込んでしまいます。いくら暖房しても足元の寒さが取れません。
暖かさというと断熱性能だけに目が行きがちですが、気密性能をしっかり高めましょう。
森林文化アカデミーのホームページに「気密施工特記仕様書」を公開していますのでこちらも参考にしてください。
ーーーーーーーーーーーーーーこの連載は全30回の予定で、月、水、金の20時の更新を予定
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