暮らしに合わせた省エネ設計(心地よいエコハウスのつくり方29)

用途ごとのエネルギーがわかれば、暮らしに合わせた設計ができます。

住まい手から設計相談を受けたタイミングで、現在住んでいる家を自立循環WEBプログラムで計算し、さらに光熱実績から用途分解した結果と見比べると住まい手の暮らし方が見えてきます。

下の事例では、全体で20%少ない省エネ家族ですが用途ごとに見ると、暖房や冷房は1.5倍、給湯は半分以下とバラツキがあります。
つまりこの住まい手にとっては給湯よりも暖房や冷房の省エネの方が優先順位が高いというわけです。

そこで暖房や冷房の省エネ手法を優先させ、全体のエネルギーも抑えて計画しました。
自立循環WEBプログラムで、計算すると今の家の半分程度の予想です。

ですが自立循環WEBプログラムは一般的な家族が住んだ場合の計算結果です。

この値に暮らし方を各用途に反映させてみましょう。

暖房や冷房は少し増えましたが、全体に2割ほど少なくなりました。
暮らしを補正することで光熱費予測などの精度も向上します。
ひと手間かかりますが、やってみる価値は大きいと言えます。

ーーーーーーーーーーーーーーこの連載は全30回の予定で、月、水、金の20時の更新を予定
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