日本のエネルギー自給率2021年度

ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス」177頁の最新情報の補遺「エネルギー自給率の2021年度版」です。

 

日本の自給率がどのくらいあるか考えたことはあるでしょうか。

食料自給率は38%(2022年度)、木材自給率は40.7%(2022年度)です。どちらも6割近くを海外に依存しています。

ではすべての生産活動の大元となるエネルギー自給率はどのくらいでしょうか。

経済産業省 資源エネルギー庁の「日本のエネルギー2023」によると、2021年度は13.3%です。

※2024/6/11追記 2024年6月に公開された最新の「エネルギー白書2024」によると、2022年のエネルギー自給率は12.6%と少し落ちました。
再生可能エネ割合はほんの少し増えてますが、水力はほんの少し低下、国産エネとみている原子力の割合が下がったためです。

東日本大震災前で原子力発電が稼働していた時は20%を超えていましたが、その後6%台まで落ち込み太陽光発電の普及(と原発の再稼働)で10年かけて6%から少しずつ上げてきました。

それでも9割近くを海外に依存しています。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「日本のエネルギー2023(PDF版)」

化石資源の輸入先を見ると、天然ガスや石炭は多少ばらけていますが、原油は9割以上を中東に依存しています。

現在も中東周辺諸国での紛争が絶えません。いつ、エネルギーが十分に入ってこなくなるかわかりません。

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「日本のエネルギー2023(PDF版)」

このエネルギー自給率の低さによる課題は、電気やガス、ガソリンなどの価格が海外情勢による原油価格の変動を大きく受けることです。

近年の電気料金単価を見てみると、家庭向け電気料金は12年間で59%も上昇しています。(2020年からの2年で31%も上昇)

出典:経済産業省 資源エネルギー庁「日本のエネルギー2023(PDF版)」

エネルギー自給率を如何に向上させるかが、将来の安全・安心な暮らしにつながっているのです。

そのためにも現在の利便性や心地よさを維持しながらエネルギーをなるべく使わない暮らし(省エネ)と国内でエネルギーを生み出す工夫(創エネ)を積み上げていくことが必須です。

 

ぜんぶ絵でわかる エコハウス」に心地よいエコハウスのつくり方をまとめていますので参考にしてください。