閃光のハサウェイ キルケ―の魔女

「閃光のハサウェイ」第二部の初のムビチケを購入。
月末公開が楽しみ。
ハサウェイの舞台はSFでありながら、現代の世界と驚くほど地続きに見える。特に環境問題や社会構造の描写は、今まさに直面している課題の延長線上にある。
作中の地球は環境破壊が進み、富裕層は宇宙へ移住していく。地球は“管理される側”の場所となり、居住者は厳しく制限されている。
これは現代の気候変動、格差拡大、そして富裕層の「安全な地域」への移住と重なる。
大都市は監視網に覆われ、テロ対策の名目で自由が制限されている。
現代でも監視カメラや顔認証が急速に広がり、「安全」と「自由」のバランスが問われている。
環境保全は正しい理念だが、作中では権力維持の道具として利用される。
現代でも、環境政策が政治的な争点として扱われる場面は少なくない。
この小説が1980年代に出版されたのは驚きで、富野さんの先見性がうかがえる。当時高校生だった時に、近くの本屋で予約して買って読んでいたのが懐かしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA