2027年4月以降からGX ZEHシリーズが展開

ぜんぶ絵でわかる7 エコハウス」204頁の最新情報の補遺「ZEH+基準の定義変更」です。

先日「2025年度からZEH+の定義が変更」を紹介したところですが、さらに変更が入ります。

2027年4月以降から、GX ZEHシリーズが展開されます。

GX ZEH+

外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量がマイナスの住宅

以下の①~⑥のすべてに適合した住宅
① 外皮性能は、断熱等性能等級6における UA値[W/m2K]及びηAC値[-]の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 35%以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から115%以上の一次エネルギー消費量削減
⑤高度エネルギーマネジメント (HEMS)の導入
⑥定置用蓄電池の導入

GX ZEH

外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量が正味ゼロまたはマイナスの住宅

以下の①~⑥のすべてに適合した住宅
① 外皮性能は、断熱等性能等級6における UA値[W/m2K]及びηAC値[-]の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 35%以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から 100%以上 115%未満の一次エネルギー消費量削減
⑤高度エネルギーマネジメント (HEMS)の導入
⑥定置用蓄電池の導入

Nearly GX ZEH

GX ZEH を見据えた先進住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備え、再生可能エネルギー等により年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた住宅

以下の①~⑥のすべてに適合した住宅
① 外皮性能は、断熱等性能等級6における UA値[W/m2K]及びηAC値[-]の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 35%以上の一次エネルギー消費量削減
③ 再生可能エネルギーを導入
④ 再生可能エネルギー等を加えて、基準一次エネルギー消費量から 75%以上 100%未満の一次エネルギー消費量削減
⑤高度エネルギーマネジメント (HEMS)の導入
⑥定置用蓄電池の導入

GX ZEH Oriented

GX ZEH を指向した先進的な住宅として、外皮の高断熱化及び高効率な省エネルギー設備を備えた住宅(多雪地域・都市部狭小地に建築された住宅に限る)

以下の①及び②のいずれにも適合した住宅
① 外皮性能は、断熱等性能等級6における UA値[W/m2K]及びηAC値[-]の基準を満たす
② 再生可能エネルギー等を除き、基準一次エネルギー消費量から 35%以上の一次エネルギー消費量削減

これらに加えて、集合住宅用のGX ZEH-M シリーズも公開されています。

 

GX ZEH・GX ZEH-M 定義<戸建住宅・集合住宅>
https://www.meti.go.jp/press/2025/09/20250926002/20250926002-1.pdf

FBのエコワークスの小山さんからの情報を追記

経産省の5月のパブコメを経て 、新しいZEHの名称が正式にGX ZEHと決まり、その定義が公表されました。
主な要件として、断熱等級6、創エネ除く一次エネルギー消費量削減率35%以上、蓄電池必須(容量不問)、HEMS必須(性能要件あり)となります。
脱炭素社会の実現に向けて再来年の2027年度から認証が始まります。
関心と議論が広がると幸いです。
※留意事項
・パブコメの結果の変更点として、蓄電池の容量5kWh以上が必須から容量を問わないことになりました。
・2030年までに新築時適合義務化が予定されている省エネ性能の水準は従来のZEH(断熱等級5、省エネ20%)のままです。
※パブコメの結果はこちら。
※経産省の発表はこちら。
※エコワークスの取組み
蓄電池とHEMSの要件を除けば直近2年間でGX ZEHの水準の割合が95%となっています。なお蓄電池とHEMSについては今後の標準化を研究中です。関心のある方との意見交換をいたしたくぜひお声がけいただければ幸いです。

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